No.19ー紫陽花

空の雫が頬に触れ 君は程よく艶っぽい 派手さはなけど素敵だから 愛されてるさ 人々に 淡い紫陽花 刹那系 好みの配色 シアンブルー 「これだ」と君を見つけだし 時を忘れて和むなり 雨模様に出会った人と 薄紫陽花がクロスした 脳中枢のプログラム 姿残像埋めつくす 後には梅雨が過ぎ去って 手足細胞宙を舞う 懐かしき想い…