詩うたいの本棚

天賦留(てんぷる)です。真面目に自作の「詩」をひっそりと掲載しています。

No.1ー噴水物語


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僕が働きだした頃
秘密の場所で待ち合わせ
毎回ルートは変えている
探偵だって煙に巻く


いつも僕が後に来る
それでもにっこり笑ってる
癒されながら頭下げ
人込みの中ぶらついた


紆余曲折のち違う道
想い出共に栓をした
数年来にふと覗く
再開発が消し去った


連絡先も木っ端微塵
伝える術は何もない
後は想い出振り返る
時に感じていて欲しい




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