詩うたいの本棚

天賦留(てんぷる)です。真面目に自作の「詩」をひっそりと掲載しています。

No.29ー蝉への鎮魂歌


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「本能のままに生を全うしたか」



「熱い想いをぶちまけたか」



「受け止めてもらえたか」













「いい奴はいたか」



「熱い想いを受け止めたか」



「遺伝子の進化を伝えたか」













数年後の夏

進化した君達の子孫に会おう

僕も少しは進化している

いや

進化していると信じて努力する

これまで勝手に思い込んでいた

「殻」を破り

心の脱皮を幾度も経て…











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