詩うたいの本棚

天賦留(てんぷる)です。真面目に自作の「詩」をひっそりと掲載しています。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

No.29ー蝉への鎮魂歌

「本能のままに生を全うしたか」 「熱い想いをぶちまけたか」 「受け止めてもらえたか」 「いい奴はいたか」 「熱い想いを受け止めたか」 「遺伝子の進化を伝えたか」 数年後の夏進化した君達の子孫に会おう僕も少しは進化しているいや進化していると信じて…

No.28ー終戦記念日

8月15日 日本人として 永遠に語り継がねばならない日 遺伝子が叫んでる 遺伝子が訴える 「忘れるな」 と ようやく訪れた青空 ようやく訪れた終わり 戦士は多くの戦死を見送り 先史は多くの戦史を見届け 以前の青空戻ってきた 掴んだもので無けれども 「平穏…

No.27ー「戦わない」

「戦う」とは「誰かを傷つける」という事 「戦わない」とは「誰も傷つけない」という事 信じてる願ってる 「戦わない」世界を

No.26ー海

穏やかな波 心地よき音 透き通った蒼の鏡 寄り添う小さき魚 風が舞いゆらゆらと 長い髪浮遊した 黒い羽キラキラと 胸の鼓動ドキドキさ 唇から甘い台詞 砂が少し動き 純な瞳立体交差 瞼に網戸接近戦 海はただ沈黙で 僕等の行動立会人 様々な恋愛模様 見つめ見…