詩うたいの本棚

天賦留(てんぷる)です。真面目に自作の「詩」をひっそりと掲載しています。

No.14ー無念の嘆き

こんな時に限っての
携帯バイブに即反応
タイトルを見てこじ開けた
茫然自失の僕がいた



アクシデントが幾度も
体と心蝕んだ
考え抜いた路ならば
何も言えぬが「悔しいよ」



人生の長い糸は
しょっちゅう絡まるもの
けれど決して
面倒だからと言って
引きちぎったら終わりなんだ…



舞台柱にもう二度と
出る事はない君の名が
あれこれ言わずただ嘆く
無念の柱ただ嘆く




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