詩うたいの本棚

天賦留(てんぷる)です。真面目に自作の「詩」をひっそりと掲載しています。

2015-05-20から1日間の記事一覧

No.17ー晴天に想いを寄せる人

晴天を見上げ想うのは 言葉交わしたあの人の事 今はどうしているのかと 感じた休日昼下がり 最初の出合い休日だった 僕は気付かなかったけど 実はそうだと知った時 空は綺麗な晴天だった 空から見れば日本なんて 地球のほんの一部分 日本の何処にいようとも …

No.16ー薄紅色の妖精

南風に乗りやってくる 薄紅色の妖精が 僕の前には いつだろう 君の前には いつですか いにしえ 現在 未来まで 導かれるね 優しさを 蕾 開花 そして舞う 舞台はいつも 華やかさ 出会いの時の 小道具に 薄紅妖精 よくいるね 家を離れて暮らす時 紅涙(くれない…

No.15ー野花(2011年3月11日へ)

君と偶然出会えた奇跡と 君と会えなくなってた軌跡と 反比例な断片を胸に 反比例な思い出を脳に いつでも思い出せるように 心のタンスに鍵をかけずに 君が好きだった野に咲く花と共に… copyright 2015 tenpu-todomu

No.14ー無念の嘆き

こんな時に限っての 携帯バイブに即反応 タイトルを見てこじ開けた 茫然自失の僕がいた アクシデントが幾度も 体と心蝕んだ 考え抜いた路ならば 何も言えぬが「悔しいよ」 人生の長い糸は しょっちゅう絡まるもの けれど決して 面倒だからと言って 引きちぎ…